今回は、横断幕を仕上げる上でかかせない、幕を固定する為のロープを通す穴「ハトメ」のお話しです。
アルミ製やプラスチック製等ありますが、当店は強度の強い真鍮製を使用しています。
そして、ハトメを留める道具は、機械でガッチャンと留めるタイプやハンディタイプなどあるようですが、当店は金槌でトントンとたたくタイプのものを使っています。
漢字だと「鳩目」と書くらしいです。
鳩の目…なるほどですね。
生地に空けた穴が広がったり、破れたりしないように、穴の補強の役目を果たしてくれます。
ハトメは横断幕などの他に、日常でも色々使われているようです。
身近な物でいえば、靴のひもを通す穴や、ベルトの穴、洋服やバッグ等々。
正直わたしは今までハトメと言ったら、製作用の専門用語のように感じていたので、こんなに一般的に使われているものだと考えたこともなく、何気に過ごしておりました。お恥ずかしい…。
しかもカラフルで、かっこいいものや可愛い種類のものもあるようですので、既製品のものに加工したりしてオリジナルのものを作るのも楽しそうですね。
道具や材料は百円均一のお店でも手軽にそろうらしいです。
当店の横断幕の場合は、通常は90㎝程度間隔でハトメを付けますが、風の強い場所や、取り付けられる場所の構造によって、90㎝以下の間隔でも90㎝以上の間隔でもご指示いただけます。
ここにハトメいらなかった~という事があっても、ロープを通さなければ普通に使用できますし。
ご希望がございましたら、ご依頼の際にお申し付けください。
(まいたけ)