縦長の幕は「懸垂幕」です

応援幕といえば「横断幕」。
「横断幕」はみなさんにも定着しているものかと思いますが、「懸垂幕」はご存知ですか。

横に長いのものを「横断幕」、縦に長いのものを「懸垂幕」と呼ぶのですが、単純に横長か縦長かの違いだけで、製作方法は特に変わりません。

ちなみに、正方形は… 内容が横書きのものが横断幕、縦書きのものが懸垂幕ですかね。

また、店頭などによく立っている「のぼり旗」は、縦長ですが「懸垂幕」とは呼びません。
どちらも、宣伝目的での使用は同じなのですが、横断幕・懸垂幕は主に壁面に固定して使用するのに対し、「のぼり旗」はポールに固定して使用されることが多いです。
そして横断幕・懸垂幕と同様に、知らず知らずの内にたくさん目にしていると思います。

一言で「幕」といいましても、色々種類がありますね。

意識して街中を探索してみると、ちょこちょこ横断幕や懸垂幕やのぼり旗が見つかりまして、いかに普段自分がボーッと歩いていたかを実感しました。

横断幕は、スポーツの応援や外壁に広い面積を使って告知などをするには迫力があってよいかと思います。
懸垂幕は、お店の告知やメニュー表記など。また、縦書き表記は、文字自体が縦書きを前提に作られたものらしく、昔から日本人が縦書きに慣れ親しんできたからなのかもしれませんが、縦書きの方が素早く内容を把握できると言われているらしいです。
掲げたい場所や内容によって、良いタイプをお選びいただけたらと思います。

(まいたけ)